1/20夜

○20代 男性
 今回初めて『ラヴ』を観させてもらいましたが、その中で気付いた点を述べさせて貰います。
 観客の年齢が高いなぁと思いましたが、この中には以前の『ラヴ』を観た人も多いのだろうと思う。若い客もいたので多くの年齢層に支持を受けているのだろうなぁと思った。
 4人の年配の役者は演技にも違和感が無く、それぞれがいい味を出しており、お互いに互いを邪魔することなく作品を盛り上げていたと思う。所々笑える場面もあったが、その多くが年配の観客のものであった。なぜなら、僕には笑うというよりも納得させられてしまうからである。これは年齢的にも経験上にしても未熟だからだろう。逆に若いカップルの場面では、『そうそう、その通り』『そうだよなぁ』などとても身近に感じることができた。しかし、若い2人の役者は他の4人とくらべると未熟さもあり少し浮いていたようにも思える。特に長瀬さんの台詞の言い回しは淡々としているとともに感情が感じられなかったのと、仕草にも違和感が感じられた。
 失礼とは思うが、舛井さんの顔はサギ師の顔ですね。今回の役柄からそう思うのかもしれないが、サギ師の顔だ。ごめんなさい、舛井さん。
 今回の芝居は、激しさも勢いも華やかさも無いものだが、安心して観てられるものだった。見終わってから何だか切なくもなった。また10年後、20年後と再演を期待する。その時僕も年を取りその年代の視点で観ることができるだろう。その時にはぜひ今回のキャスティングで公演してほしいです。よろしくお願いします。

●50代 女性
 良かったと思います。演技的には、ベテランの方達は安心して観て居られました。勝手な意見ですが、これからの路線として人情物はどうでしょうか?涙あり、笑いあり、その中に明るい未来性を感じさせてくれるもの。『ラヴ』は主人と観たのですが、日常的で、自分たちと重ね合わせて終う訳なのですが、努力、忍耐、寛容とう、二人でこれからも、ガンバローと、約束し、一乾杯しました。又良い芝居、期待してます。

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