4、西岡のくらし



(1)商店がいのようす

 次の絵地図は、近くの商店がいのようすをかいたものです。
 むかしは、西岡には店らしい建(た)てものはあまりなく、ここに住んでいた人たちのほとんどは、月寒(つきさむ)へ、日用品(にちようひん)や食料品(しょくりょうひん)などを買いに出かけていました。
 今では、ハイパーマートのような大きな商店、フレッティ、ラッキーなどのような商店のほか、いろいろな店が、水源池通り(すいげんちどおり)に面してたっています。
 近くに住む人たちは、毎日のくらしに必要(ひつよう)な、野(や)さいや魚(さかな)、肉(にく)などの食料品や、日用品、ざっかなどをここで買うようになり、生活しやすくなしました。
 西岡の商店がいでは、「西岡商店振興組合(しんこうくみあい)」を作り、力を合(あ)わせて、近くの人たちに親(した)しまれ、利用(りよう)されやすい商店がいを作ろうと努力(どりょく)しています。



(2)くらしと水
 西岡はむかしから、札幌市民(しみん)にとってなくてはならない水と、つながりの深(ふか)い地域(ちいき)でした。

○西岡配水(はいすい)センター
 「西岡三条八丁目」のバス停(てい)近くに立ってみると、低(ひく)くて白い建ものがならんでいるのが見えます。ここは、「西岡配水センター」といって、この中では、白川(しらいかわ)じょう水場と藻岩(もいわ)じょう水場から送られてきた水の量(りょう)や水圧(すいあつ)を調整(ちょうせい)して、家庭(かてい)に送ったり、水道の事故(じこ)に早く気づくための中心的な役割(やくわり)

*じょう水場:札幌市には、五つのじょう水場があり、川の水をきれいな水道の水につくりかえます。

○西岡水源池の今とむかし
 今の西岡公園は以前(いぜん)、さっぽろし水道局の「水源池」として、上水道やかんがい用水に使われていました。ところが、市の人口がふえるとともに、まに合うと考えられていた水の量がたりなくなりました。そこで、新しい水源を求(もと)め、豊平川の上流(じょうりゅう)に豊平峡(ほうへいきょう)ダムをつくりました。新しいダムができてからは、西岡水源池はその役目もおわり、豊(ゆた)かな水と自然を利用した「西岡公園」としてつくりかえられ、レクリェーションの場として親しまれるようになたのです。

*かんがい用水:田や畑をうるおすための水です。
*豊平峡ダム:昭和四十七年に完成し、水道のほか、発電やこう水をふせぐためにも利用されています。高さ102.5メートル、長さ305メートル、総貯水(そうちょすい)量4710万立方メートルです。

○下水道のひろがり
 人口がふえ、住宅地(じゅうたくち)がどんどん広がり、道路が整備(せいび)されるにつれて、下水道が整(ととの)えられてきました。西岡の下水道工事の始まりは昭和五十年からで、今では、すべての家庭で下水道が利用でき、トイレも水洗(すいせん)にかわりました。



(3)くらしとごみ
 家から出るごみは、生ゴミや紙くずなどのもやせるごみと、あきかんやガラス、プラスチックなどのもやせないごみや、家具などの大型(がた)ごみに分け、家の近くにあるゴミステーションに出します。ゴミステーションに出されたごみは、市の清(せい)そう車がきて集め、厚別(あつべつ)清そう工場(厚別区)と駒(こま)岡清そう工場(南区)に持っていき、もやします。もやせないごみは、まだ使えるものと使えないものに分け、使えないごみは、市内のうめたて地へ持っていきます。家庭から出たごみは無料(むりょう)で集めます。


 店や会社のコごみは市では集めていないので、それぞれの店で車をやとって始末(しまつ)しています。
 フレッティ(西岡中央店)では、ごみをへらす運動をしていますが、それでも生ごみなどは、毎日、一立方メートルのますにおよそ一ぱいもでます。スーパーでは、清そう会社にたのんで、厚別清そう工場に運(はこ)びます。また、ダンボールは、毎日五十キロもでます。これは製紙工場(せいしこうじょう)におくられ、新しい紙になって、また利用されます。


 最近では、リサイクルの意(い)しきが高まり、新聞やあきびん、あきかん、牛乳(ぎゅうにゅう)パック、食品の入っていたトレーなどは、町内会やスーパーなどで集め、再利用(さいりよう)されるようになってきています。トレーは、フレッティで一日に、一立方メートルのますにおよそ一ぱい集まります。これは回収業者(かいしゅうぎょうしゃ)を通じて、だん熱材など、さまざまなものに再利用されています。
 西岡・福住地区では、コンポスト化容器(ようき)を使って、生ごみをたい肥にしている家庭が多いなど、特(とく)にリサイクルの意しきの高い地区だそうです。