1 活動目標
札幌市西岡地域情報化推進協議会(愛称Hop−Net)は西岡を中心に,「生活 地域を単位とした人的ネットワーク=地域コミュニティ」である「コミュニティエリ アネットワーク」を形成することを目標とする。
「コミュニティエリアネットワーク」は,これまでも町内会や街づくり活動を通じ て行われてきたが,この西岡地域では,これに加えて,電子メール,インターネット,あるいはFAX,電話などの情報メディアツールを効果的に活用し,希薄化が進む地 域コミュニティを活性化したり,その活性化を地域の経済的活性化に重ねるアプローチを行い,これからの情報化時代の地域コミュニティのモデルとして,生活コミュニティ及び経済コミュニティが活性化して,重なりあう姿を描いていく。
2 活動計画
Hop−Netは,西岡地域における「コミュニティエリアネットワーク」の形成を目指して,以下の活動に取り組んでいく。
イ 地域コミュニケーションの活性化を目指す取り組み
ア 住民メーリングリストの構築,運営
札幌大学やネットワークコミュニティフォーラム(札幌地域を中心とする地域
情報化を目的とする市民団体)の協力による,西岡地域の住民を中心とするメーリングリストの開設
イ 地域情報化連絡会の開催
Hop−Netの活動推進を検討するミーティングを開催し,西岡住民がお互いの交流と親睦を図る。
ウ とよひら魅力づくり会議との連携
現在活動を展開している「とよひら魅力づくり会議」や各地域のまちづくり団体のプロジェクト推進にあたり,電子的手法の活用を図り,これを支援していく。
ウ 地域情報発信,住民による地域生活・経済・産業情報の流通を目指す取り組み
ア 西岡ホームページ「にしおか」の開設・運営
西岡に暮らす住民にとって必要な,身近な生活・経済・産業情報を中心とした西岡ホームページを開設する。
イ パソコンユーザーに限定しない仕組みづくり
パソコンユーザーのみならず,FAX,電話,印刷物,テレビ等誰もが利用できる既存メディアとインターネットとの間で情報を流通できる仕組みを検討していく。
エ 情報活用能力の向上に向けた取り組み
パソコン教室,インターネット教室,ホームページ制作教室等の,市民の情報活用能力の向上のための講習会を開催する。
オ 地域情報基盤整備のためのモデルづくり
札幌大学の協力のもとに,西岡地域のみならず他地域にとっての指針となるような「地域コミュニティの情報化とそれに基づくコミュニティ活性化モデル」の研究開発を行う。
カ その他
その他目標達成に必要な活動を行う。