6、西岡公園



 この水源池は、むかし田うえや飲み水につかうため、水をためたものです。
 ここは、「いきものの里」として、国の指定となる予定です。

自然がいっぱい・西岡公園
 むかしのあまの森林がたくさんのこり、マガモ、クマゲラなどの野鳥がとんできます。
 池には、コイやワカサギなどの魚が住んでいます。
 春には、カエルの合唱(がっしょう)がきかれます。
 キリギリス、とんぼ、ちょうちょなど、たくさんの虫もみられます。

よく見かける虫

アキアカネ
トンボのめがねは・・・・夏から秋にかけてたくさんのむれをつくってとんでいます。とびながら、小さな虫をつかまえてたべます。

トノサマバッタ
からだの大きなバッタです。日あたりのよい草はらにすんでいます。いねかの植物の葉をこのんでたべます。

ミドリヒョウモン
サビタの花のみつをすいます。うしろばねのうらがこいみどり色です。

エゾハルゼミ
六月になると、よう虫から成虫になるよ。セミの合唱がはじまると、すごくにぎやかだよ。

フタスジチョウ
家のにわんどでたまに見られます。

ナナホシテントウ
天にむかって登るのでテントウムシとよばれています。アブラムシをたべます。

コマルハナバチ
ころんとしたからだ、ふかふかした毛がとくちょうです。

よく見(み)かける植物(しょくぶつ)

クルマバツクバネソウ
はねつきの羽根のような花、車のような葉をしています。

ミズバショウ
水源池の奥の水たまりに、かたまっています。

オオバナノエンレイソウ
中央公園の奥の沢にまっ白な大きな花をつけてさいています。

チゴユリ
うす暗い林の中におちごさんのようにかわいくさきます。

アレチマツヨイグサ
夕方からさきはじめ、黄色の花が目にあざやかです。

フクジュソウ
雪どけのころ、土手(どて)に陽(ひ)の光をいっぱいうけて、かがやくようにさいています。

よく見かける鳥(とり)とけもの

アカゲラ
北海道の森でもっともふつうに見られるキツツキです。

アカハラ
南から渡ってきて、森の中ではんしょくします。

キタキツネ
昆虫やネズミが主食(しゅしょく)ですが、人間がだしたゴミを食べることもあります。

ヤマゲラ
日本では北海道だけに住んでいるキツツキです。

エゾリス
日本では北海道にだけ住んでいるリスです。木の実をおもに食べます。

エゾライチョウ
日本では北海道にだけ住んでいて、地面に巣(す)をつくって卵を産みます。

危険(きけん)な動植物(どうしょくぶつ)

 夏の終わりから秋にかけて、ハチにおそわれることがあります。
 ハチのすをみつけたらそばにいかない。ハチにしげきをあたえないなどに気をつかましょう。
 ハチにさされたら、冷湿布(れいしっぷ)してすぐに病院へいきましょう。

スズメバチのなかま

キイロスズメバチ

コガタスズメバチ

マツモムシ
池やぬまにすんでいて手でつかむとさされます。

ブユ
さされて血をすわれます。すごくはれることもあります。

マムシ

ダニ

ツタウルシ・ヤマウルシ
手でさわると赤くはれたり、ただれたりします。