2、校区のようす

 この二十年の間に、わたしたちの学校のまわりのようすはすっかりかわりました。
二十年ほど前の学校のまわりは、畑がおおく、住宅(じゅうたく)などはそれほどありませんでした。学校のグランドの南がわなどは一面に畑がつづき、冬はここを使ってスキー学習などをしたそうです。
 しかし、札幌市の人口が毎年ふえはじめたことで、都心(としん)に近い西岡はおおきくかわっていきました。
 昭和四十七年に地下鉄南北線が開通し、オリンピック道路や羊ケ丘通ができ、住宅の造成が進んだ結果、校区には住宅がたちならび、いろいろな店(みせ)もできて、にぎやかになりました。


(1)学校の北がわ

 西岡中央公園、ゴルフセンター、北海道銀行研修所(けんしゅうじょ)、セイコーマート、アカシヤコートや澄川住宅公団(こうだん)などのマンションがめだちます。平岸の天神山(てんじんやま)が見え、平岸高校やテニスコート、とおくにはテレビ塔もみえます。



(2)学校の西がわ

 住宅がいで、望月寒川(もつきさむがわ)まで住宅がならび、春か向こうに藻岩山(もいわやま)がみえます。



(3)学校の南がわ

 食料品店、くすりや、電気や、フレッティ大丸、ラッキー、食堂などの商店や、北海道拓殖(たくしょく)銀行や北海道銀行などの西岡支店、西岡郵便局(ゆうびんきょく)、西岡中央病院、豊平警察署(けいさつしょ)西岡派出所(はしゅつしょ)、幌南(こうなん)幼稚園、などがならんでいて、西岡で一ばんにぎやかなところです。水源地通には、バスや車などがたくさんとおります。とおくには、森林総合研究所、西岡南小学校、西岡中学校がみえ、豊平区で一番広い西岡公園もこのむきにあります。市民のいこいの場として、キャンプや動植物のかんさつでにぎわっていあす。




(4)学校の東がわ

 西岡八幡宮(はちまんぐう)のまわりにも商店や住宅がたちならび、サッポロビール月寒ホップ園のあったところには、望陽台団地ができて、たくさんの住宅がたっています。
 西岡北中学校、札幌大学、札幌市立西岡図書館・児童会館、豊平消防署西岡出張所などがあります。
 羊ケ丘展望台は札幌の観光名所として知られ、クラーク博士の像などがあり、毎年たくさんの観光客がおとずれます。冬でもいろいろなもよおしがおこなわれています。